大江戸四十八手 ふぉうてぃえいと 幕の弐 京女憚り始末

大江戸四十八手 ふぉうてぃえいと 幕の弐 京女憚り始末

大江戸四十八手 ふぉうてぃえいと 幕の弐 京女憚り始末

ここはおれの守り場。大奥の掟、しかと肝に命じておけ

規律、戒律の厳しい大奥の中で、得手勝手に振る舞う一人の女中・薊(あざみ)がいた。その態度に憤怒した嬉良は、女中を使い策を練り、薊が尖り(貼り型)ものが苦手であるという事を耳にした。
そのこと利用し、薊を罠に陥れた嬉良と彼女に恨みを持つ女たちによって薊は阿鼻叫喚の罰を受けるのであった…。

■ストーリー
時は元禄。
将軍以外は出入り厳禁の江戸城内大奥で自由を許されたるは、
新参女中の世話役及び仕置番を生業とする嬉良交好之助(キラ コウズケノスケ)といふ男。
女の情念渦巻く大奥にて、交好之助のその手練手管と、四十八手の巧みな性技を駆使すれば、
下はお針子から上は御台様まで手玉に取ること、いとも容易き……。

規律と戒律の厳しい大奥にあって、勝手な振る舞いが目立つ女中・薊(あざみ)。
これに憤怒した交好之助は、薊に罰を与え、戒めることを決めた。

女中たちを使って、薊の身辺を探らせると、
薊が“張型(=男性性器を擬したご婦人用の性具)”を苦手にしていることがわかった。

交好之助は、それを利用して、薊に恨みを持つ女中たちと集め、薊に淫靡な罰を与えるが……。


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